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2020.04.15
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革の基礎知識
皮と革の違い
皮は動物たちが厳しい自然環境から身を守るために持っている天然繊維です。柔軟性があり丈夫ですが、剥いだままだとすぐ腐ったり、乾くと硬くなってしまうので、薬品でなめして防ぐ方法が考え出されました。
なめす前の状態のものを「皮」、なめしたものを「革」と呼び区別します。
皮の成分について
皮の繊維は「コラーゲン」というタンパク質からできており、その染色性や吸水性の良さは、生糸以上です。加工を済ませた皮革素材は、耐久性と感触が大きな特徴です。
牛革の種類について
大きく分けて牛革の種類は3つあります。その種類と特長を簡単にご紹介いたします。
仔牛(カーフ) | 生後3ヶ月以内のもので、キメが細かく柔らかい |
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中牛(キップ) | 生後3~6ヶ月以内のもので、カーフより少し硬い |
成牛 | 大人の牛で硬い |
革の単位
革はデシ(ds)という単位で表します。1デシは10cm×10cmです。
成牛の革で1枚約200~300デシの面積があります。