革の種類や取り扱い材料Material
本革・人工皮革・各種生地・服飾資材、様々な材料からベストな提案を
ヌメ革
当社製品の大半が「ヌメ革」を使用しています。
植物から抽出されたタンニンという成分でなめされ、極力表面加工が施されていない革を指します。革本来のナチュラル感を持ち、丈夫で長持ち。また、日光や手の脂が染み込むことで、色に深みが増したり、ツヤが出てきたりと、味わい深い変化を楽しむことができます。
クロムなめし革
鉱物から取ったクローム化合物をなめし液に使ったなめし方で、生産性が高く、製造コストにも優れているため、主流のなめし方となっています。
柔軟性・弾力性・染色性などに優れ、ヌメ革とは違った長所を持っています。ただし、ヌメ革と比較して、光線などに対して科学的に安定しているため、逆に使い込んだ場合の色や風合いの変化はヌメ革ほど顕著ではありません。
合成皮革
各種生地や生地などの基布にポリウレタンなどの樹脂を染み込またりコーティングするなどして、表面に型押しやプリント等の加工を施し、外観や風合いを本物に似せた素材です。
加工方法により、比較的安価に様々な表現ができ、汚れなどに対するケアも簡便です。しかし、表皮のポリウレタン層の劣化が早いので、長期間の使用には弱い面があります。
人工皮革
人工皮革とは、極細繊維の各種生地にポリウレタン樹脂を含浸させることで、天然皮革により近い構造、風合いを持った素材です。ランドセルの素材としてもおなじみです。
本革と比べると、時間が経つにつれて多少の劣化がでてしまうことや、本革のような味わいや深みが増すこともありませんが、見た目は本革と遜色ありません。
ヴィーガンレザー・フェイクレザー
SDGsの観点から着目されているヴィーガンレザーやフェイクレザーを用いた革製品の制作も可能です。サボテンやバナナ、リンゴといった植物由来のヴィーガンレザーを使った製品づくりのご相談にも応じます。
各種生地
ご要望に合わせて最適な生地をご提案いたします。コストはもちろん、機能性・デザイン性などの観点を大切して最良な生地を提案します。
服飾資材
ファスナーや金具、ボタンなどの服飾資材も取り扱っております。